大きい会社と小さい会社の一番の違いは知名度です。よく「会社の看板を背負っている」などと表現することがありますが、それができるのは知名度が高い大きい会社だけです。小さい会社ではそうしたことはできませんので、自ずと個人の能力を磨く以外に営業成績を上げる方法はありません。
そこで、個人の能力を高める方法をご紹介します。一番大切なことは顧客に無理強いをしないことです。顧客の考えに合わせたセールスをすることが基本中の基本です。ところが、販売することばかりが頭の中を占め、気がつかないうちに顧客に自分の考えばかりを押し付けていることが少なくありません。できる営業マンとそうでない人はそこに一番の違いがあります。
顧客の考えに合わせるにはどうすればよいか、というと徹底的に顧客に話を聞くことです。つまり、自分の意見を言うのではなく、顧客の話を聞くことが一番重要です。そうすることで顧客が望んでいるもの、求めているものがわかります。そうした初めて営業ができることになります。
こうした状況を経ないままに営業トークが成功するはずがありません。顧客は聞きたくもない話に興味を持たないからですそのようなことで営業成績が上がるはずがありません。顧客の話を聞いたなら、あとは顧客がしてほしいことをすることで必ず好結果を得られます。